2024.01.13
スキップフロアとは？特徴とメリットを紹介します！
スキップフロアという間取りについて詳しく知りたい、とお考えの方はいませんか。
新築を考える際、独創的かつ機能的な住宅デザインは重要な要素です。
スキップフロアは、そのようなニーズに応えるための1つの選択肢となります。
本記事では、スキップフロアの基本概念とその利点を説明します。
□スキップフロアとは？
＊スキップフロアの基本概念
スキップフロアとは、異なる高さのフロアを1つの階層に設ける間取りです。
ステップフロアとも称され、この設計により、部屋や区画ごとに天井の高さが変わるという特性があります。
この間取りは、短い階段を用いてフロア間の高低差を生み出し、室内の段差を活用します。
＊スキップフロアの多様性
スキップフロアの高さには特定の規則がなく、1つの階層内で多様な高さのフロアを設置できます。
例えば、床からわずかに高い位置に設けられた小上がりは、平屋でも取り入れられることがあります。
また、半地下や中2階のような特殊なフロアも、スキップフロアの一形態です。
＊スキップフロアの応用
スキップフロアは、斜面地に建てられる家においても有効です。
斜面の勾配をフロア間の段差に利用することで、限られた空間を効率的に活用できます。
これにより、収納スペースの増加や床面積の拡大が可能になり、日増しに注目を集めています。
□スキップフロアのメリット
1.空間を有効活用できる
スキップフロアの最大の利点は、空間を有効に活用できることです。
従来の階層概念を超え、縦方向に広がる空間により、間取りの自由度が格段に向上します。
特に、容積計算上の延べ床面積に加算されないケースもあり、実質的な床面積を増やす手段としても利用されます。
2.開放的な空間を作れる
スキップフロアは、壁や扉ではなく段差で空間を仕切ることにより、光が通りやすく、より開放的な空間を生み出します。
吹き抜けと組み合わせることで、さらに明るく広がりのある空間が実現します。
この設計は、天井による仕切りが少ないため、縦横に広がる開放感を提供します。
3.リビングからの景観が良くなる
スキップフロアを採用することで、リビング、ダイニング、和室などが仕切りなくつながり、立体的で開放的な景観が生まれます。
フロアの高さに変化を持たせることで、見る角度によって異なる表情を持つ、飽きのこないデザインが実現します。
4.収納スペースが増加する
スキップフロアは、段差を利用した収納スペースの創出にも有効です。
例えば、子供の遊び場としてのスキップフロアの下を収納スペースとして活用することで、空間を有効に活用できます。
□まとめ
本記事では、スキップフロアの基本概念からそのメリットまでを解説しました。
この間取りは、空間利用の効率化、開放的な空間の創出、リビングの景観改善、収納スペースの増加など、多くの利点を提供します。
岡山県倉敷市周辺で注文住宅をお考えの方は、スキップフロアの採用を検討してみることをおすすめします。
