シロアリ被害から守る家づくり
プラン提案から
設計・施工・アフターメンテナンスまで、
お客様と同じ想いを一緒に背負い、
共に楽しみ、
「自社一貫施工」にこだわる工務店です。
まず
シロアリ被害に遭わないために
大切なこととして挙げられるのは
やはり「予防」です。
言うまでもなく
当たり前なことに感じるので
軽視してしまいがちではありますが
被害を受ける前に
適切な予防対策を講じておくことが
やはり何よりも肝心なんです。
とりわけ新築時の防蟻施工は
安心安全な家づくりのために
必須で行うべき対策となっています。
次に
シロアリ被害に遭ってしまった場合
「早期発見」「早期駆除」が
ポイントとなります。
建物の土台部分や床下の被害は
発見が難しいため
定期的な調査を自ら行うか
専門業者へ依頼するなど
シロアリやシロアリによる被害を
なるべく早く発見することが
シロアリから家を守ることにつながります。
以下のような兆候が見られたときは
知らぬ間に
シロアリ被害にあっている可能性が
ありますので
セルフチェックの参考に
されてみてくださいね。
・防蟻処理をしてから5年以上が
経過している
・4月~6月頃に羽アリを見たことがある
・床がブカブカしていたり
音鳴していたりする
・押入がカビ臭い
・家の周囲に植木などがあり湿気が多い
・雨漏りや水漏れしているところがある
・外壁やタイルにヒビが入っている
・窓枠や敷居が水腐れしている
・襖やドアの建て付けが悪い etc.
なお
【 羽アリに殺虫剤を吹き付けるのはNG 】
とされていますので
ご注意ください。
虫の嫌がる成分が入っている
市販の殺虫剤を使うことで
薬剤のかかった場所に
シロアリは寄り付きにくくなりますが
危険を察知したシロアリは
四方八方に拡散してしまいます。
シロアリの行動範囲を
広げてしまう要因となり
シロアリの行動範囲の特定が難しくなり
その結果として
駆除作業の困難さや駆除費用の増加に
つながります。
ご自身で対処する前に
早めに駆除のご相談されることを
オススメします。
最後に
代表的な二種類のシロアリについて
簡単に特徴を挙げてみます。
ヤマトシロアリは
北海道の一部を除く日本全土に分布し
ごく普通に生息しています。
多湿で日当たりの悪い暖かいところに
多く見られ
台所・洗面所・トイレ・風呂場など
換気の悪い床下では
土台や床束などに被害が多く発生します。
イエシロアリは
西日本や九州・四国の低地に分布し
激しい被害をもたらします。
水を運んで湿しながら
被害を広げていくので
発生したまま放置していると
建物全体に被害が及ぶこともあります。
シロアリ被害の代表的な事例を見てみると
以下の6つが挙げられます。
1.土台と柱の被害
シロアリは地中から
建物に侵入してくることが多く
土台や床束・柱などの下部が
食害される
柱の浮きや傾きが生じると
地震や台風の際には
思わぬ大被害につながることがある
2.天井の被害
シロアリは柱や壁などの
内部を食い進み
被害が天井裏にまで及ぶこともある
3.鉄筋コンクリート造の床板の被害
コンクリートに限らず
ケーブルや断熱材などの
比較的柔らかい金属の鉛や薄板にも
被害を加える
コンクリート造建物もかじり
掘り進むシロアリは
建物内部へ侵入して
木材や家具などを食い荒らす
4.畳の被害
タンスや家具の下にある畳が
シロアリに食害されていることがある
5.家具の被害
タンスなどの家具類の中に
保管していたものまで
シロアリに食害されることがある
6.書籍の被害
押入れに入れに放置したままだったり
壁に接して積み重ねしていたりする
本や書類はシロアリの餌食となる
・・・ ちなみに
白いアリという名前が付いている
シロアリですが、
実は -ˏˋ ゴキブリの仲間 ˎˊ-
なんだそうです!
シロアリという名前から
アリの一種と思われがちですが
アリとは食性も生態も全く異なるらしく
生物学上
シロアリは「ゴキブリ目シロアリ科」
と分類されていて
クロアリは「ハチ」の仲間として
分類されているようです。
シロアリが「ゴキブリ」の仲間
ということを知ると
家を守る想いとは ”別の気持ち” も
重なり合って
より予防の意識が高まるのは私だけ??
・・・ でしょうか。
新築時に限らず
住まいの価値と寿命を維持して
住みやすい環境を長持ちさせるために
シロアリ防除は
重要なメンテナンスのひとつです。
リフォームを検討中の方も
ぜひ一度、詩音建築事務所へ
ご相談ください。
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