2026.06.8
#07 ウェグナーの椅子と光が作る日常
光と影のリズム。 では
図面には描けない北欧に学ぶ “光の余白” を
シオンケンチク的アングルでまとめています

― 美しいから使いやすいのではなく
使いやすさを突き詰めた結果として美しい ―
13歳から修行を重ねた家具職人として
耐久性や座り心地だけではなく
製作過程も丁寧に考慮したうえで
ウェグナーのデザインは生まれています

デザインとアートとの違いを
示すもののひとつに
「使う側が抱える問題を解決できる」
という要素があります
ウェグナーのデザインは
「長く使われること」を前提に
「使い心地に満足できる」という
こだわりが表現されています
そして・・・
ウェグナーが遺した椅子は
ただ座るためだけの道具であることを超え
光を受け止める「彫刻」としても
日常に佇んでいます

例えば・・・
昼間の明るい光の下では
清潔で快活な印象を与えます
夕焼けの光が差し込む夕方には
木材の赤みを強調して
内側から熱を帯びたような空気を
椅子全体が纏い始めます
夜になって照明が手元を灯すと
椅子のシルエットが
壁に浮かび上がってきます

「人が座ったときに初めて完成する」
と言い残している言葉のとおり
ウェグナーの椅子は
いつまでも座っていたくなるのも
魅力のひとつと言われています
たとえ誰も座っていなかったとしても
そこにあるだけで
光と影が椅子の美しさを引き出します
背もたれの桟や座面の「抜け感」で
あえて遮断することなく透過させた光が
床や壁に影を描き出しているのを見ると
建築における「余白」の設計に
似ているようにも感じられる・・・
と感じるのは
私だけでしょうか?
光と影のリズム。#08 では
アメリカを代表するイームズ について
触れてみたいと思います
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気になっているところを
お伝えいただくことで
コスト面にも寄り添った
ご提案をさせていただいています




























