日本の儀式と家づくり -2-
プラン提案から
設計・施工・アフターメンテナンスまで、
お客様と同じ想いを一緒に背負い、
共に楽しみ、
「自社一貫施工」にこだわる工務店です。
前回ご紹介した『地鎮祭』に引き続き
『上棟式』が執り行われました。
『上棟式』も『地鎮祭』と
同様の建築儀礼のひとつで
大きな節目となる棟上げの際に行われます。
”建前(たてまえ)” や ”建舞(たてまい)”
とも呼ばれており
建物の守護神と大工の神を祀り
感謝するとともに
建物の骨組みまでを
無事に終えられたことを祝い
完成までの工事の安全を祈ります。
必ず行わなければならない
というものではありませんが
少しずつ形式を変化させながらも
継承されています。
以前の『上棟式』は
餅投げをする機会が多かったので
餅投げと聞くとイメージしやすい方も
多いのではないでしょうか?
こちらの『御幣(ごへい)』は
今回は地鎮祭をお願いした神社から
いただきましたが
上棟の際に必ずお作りしているものです。
工事の安全と家内の繁栄を
祈願するための縁起物で
上棟日やお施主様のお名前などを
書き入れます。
屋根裏の一番高い場所にある棟木に
祀っているので
実際に目にすることができるのは
上棟から天井ができるまで
という限定された期間ですが
工事中だけでなく完成後もずっと
家全体を見守ってくれる存在です。
ちなみに・・・
関西を中心に多く見かける
”おかめ” のお面がついた『御幣』は
”おかめ御幣” と呼ばれています。
この ”おかめ御幣” は
”となりのトトロ” の屋根裏のシーンにも
登場しているんです。
”おかめ御幣” の名前の由来とされる
言い伝えもあるのですが
少し悲しいお話なので
ここでは ”となりのトトロ” のエピソードだけ
ご紹介させていただきました!
ご興味のある方は、
【 千本釈迦堂 おかめ 】で
検索されてみてくださいね。
リフォームを検討中の方も
ぜひ一度、詩音建築事務所へ
ご相談ください。
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