日本の儀式と家づくり -2-
プラン提案から
設計・施工・アフターメンテナンスまで、
お客様と同じ想いを一緒に背負い、
共に楽しみ、
「自社一貫施工」にこだわる工務店です。
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前回ご紹介した『地鎮祭』に引き続き
『上棟式』が執り行われました。
『上棟式』も『地鎮祭』と
同様の建築儀礼のひとつで
大きな節目となる棟上げの際に行われます。
”建前(たてまえ)” や ”建舞(たてまい)”
とも呼ばれており
建物の守護神と大工の神を祀り
感謝するとともに
建物の骨組みまでを
無事に終えられたことを祝い
完成までの工事の安全を祈ります。
必ず行わなければならない
というものではありませんが
少しずつ形式を変化させながらも
継承されています。
以前の『上棟式』は
餅投げをする機会が多かったので
餅投げと聞くとイメージしやすい方も
多いのではないでしょうか?
こちらの『御幣(ごへい)』は
今回は地鎮祭をお願いした神社から
いただきましたが
上棟の際に必ずお作りしているものです。
![](https://shioncreate.com/wp-content/uploads/2024/01/御幣緒方邸-e1707098764393.jpg)
工事の安全と家内の繁栄を
祈願するための縁起物で
上棟日やお施主様のお名前などを
書き入れます。
屋根裏の一番高い場所にある棟木に
祀っているので
実際に目にすることができるのは
上棟から天井ができるまで
という限定された期間ですが
工事中だけでなく完成後もずっと
家全体を見守ってくれる存在です。
ちなみに・・・
関西を中心に多く見かける
”おかめ” のお面がついた『御幣』は
”おかめ御幣” と呼ばれています。
この ”おかめ御幣” は
”となりのトトロ” の屋根裏のシーンにも
登場しているんです。
”おかめ御幣” の名前の由来とされる
言い伝えもあるのですが
少し悲しいお話なので
ここでは ”となりのトトロ” のエピソードだけ
ご紹介させていただきました!
ご興味のある方は、
【 千本釈迦堂 おかめ 】で
検索されてみてくださいね。
リフォームを検討中の方も
ぜひ一度、詩音建築事務所へ
ご相談ください。
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