出窓のデメリットとは?快適な空間作りのために工夫するポイントを解説!
窓の一種である”出窓”は、外から見ると少し出っ張って見えるのが特徴です。
実はこの出窓、従来の窓と比べて設置の際に注意しなければいけない点があり、適切な方法で設置しないと風切音による騒音や結露による劣化などの被害を受けることになります。
そこで今回は、出窓を設置する際のデメリットと対策、そしてインテリアデザインのポイントをご紹介します。
□出窓のデメリットとその解決策とは?
*風切音による騒音
出窓は、窓が出っ張っている分、風が吹くと室内に騒音として伝わることがあります。
台風の際は余計に風切音が響くでしょう。
しかし風切音に関しては、自然に発生するものなのでどうしようもないのが正直なところです。
ただ、設置場所に関しては意識できることがあります。
例えば、ゆったりと過ごしたり睡眠を取る寝室に、出窓を設置するのは避けた方が賢明です。
*結露による劣化
夏の熱気、冬の冷気が出窓のスペースに籠ることで、気温と室温の間に温度差が生じ、結露が起こることもしばしば。
結露をそのまま放置していると、出窓も含めた周辺が傷んでしまうことになります。
対策としては、北側に出窓を設置しないことが挙げられます。
北側は日当たりが悪いため、 特に冬には外と室内の温度差が顕著になるからです。
出窓から日光を獲得しづらいため、あたたかさを得るために暖房を使うと、それによって室内はあたたかいが外は寒いと言う状況が生み出されます。
これによって結露が発生しやすくなるのです。
以上の理由から、北側に出窓を設置するのは避けるようにしましょう。
□出窓を活かすインテリアデザインのポイント
せっかく出窓を設置するのであれば、出窓を設置した部屋のインテリアもこだわってみましょう。
こだわる際のポイントは、”インテリアデザインの全体像を決める”ことです。
まずは、出窓周辺のインテリアデザインをどのようなテイストにするのかを、大まかに決めておきましょう。
例えば、可愛いデザインにしたいのか、落ち着いた大人っぽいデザインにしたいのかを考え、決めたデザインに合わせたインテリアを飾りましょう。
□まとめ
出窓を設置する際は、もし風切音がしても気にならない場所、例えばリビングや共有スペースなどがおすすめです。
寝室や個人部屋に設置してしまうと、寝たりくつろいだりする時に音が鬱陶しく感じてしまうかもしれません。
また、結露を防ぐためにも、出窓を北側に設置することは避けましょう。
岡山県倉敷市周辺でこれから家づくりをお考えの方は、ぜひ当社へご相談ください。