スキップフロアのデメリットと作るときのポイントをご紹介します!
スキップフロアは、一風変わった住宅のデザインとして人気がありますが、その特徴にはデメリットも存在します。
この記事では、スキップフロアのデメリットと建てる際のポイントについて解説しているので、効果的なスキップフロアの設計を考える際の参考にしていただきたいと思います。
□スキップフロアのデメリットについて解説します!
・空調の効きが悪くなる
スキップフロアは階段で仕切られたスペースができ、さらに吹き抜けも取り入れていることが多いため、空気の流れが悪くなることがあります。
そのため、空調の効きが悪くなり温度差が生じる可能性があるため、全館空調や高性能な断熱設備を選択することで快適に過ごせるでしょう。
・階段が多くて危険
スキップフロアは階段が多いため、小さな子供や高齢者にとっては危険が伴うことがあります。
構造によっては3階建ての建物と同じかそれ以上に階段が増えてしまうため、安全性を確保するための配慮が必要です。
・建築コストがかかる
階段や段差のある構造を取り入れるため、通常の住宅に比べて建築コストが高くなることがあります。
3階建ての建物よりは安くなるが、2階建ての建物よりは高くなってしまうことを把握しておきましょう。
・設計・施工に技術が必要
スキップフロアの設計や施工には専門的な技術が必要です。
段差の高さや階段の位置など、細かなディテールを考慮する必要があります。
・音やにおいが気になる
スキップフロアは階段の上下で仕切られた空間が近いため、音やにおいが広がりやすい特徴があります。
吹き抜けでは家族とのコミュニケーションはとりやすくなりますが、プライバシーを確保するための工夫が必要です。
□スキップフロアを作る際のポイントをご紹介します!
・広い土地より狭い土地の方がおすすめ
スキップフロアを有効活用するためには、広い土地よりも狭い土地の方が適しています。
土地に限りがある都市部において、コンパクトな設計で空間効率を高めましょう。
・断熱と空調に配慮する
スキップフロアは大きなワンフロアのようになるため、空気の流れが悪くなりがちです。
断熱材や適切な空調設備を取り入れて、快適な居住空間を確保しましょう。
・設計の際の注意点
階段の位置や段差の高さ、各階の使い方など、設計の際に注意深く考慮することが重要です。
家族のライフスタイルに合わせたプランを検討しましょう。
・固定資産税が高くなる
スキップフロアは床面積が広くなるため、固定資産税が高くなる可能性があります。
予算計画に十分な余裕を持つことが大切です。
□まとめ
スキップフロアは独特のデザインで魅力的な住宅を実現できますが、その特徴にはデメリットもあります。
デメリットを克服し、効果的なスキップフロアの設計を行うために、広い土地の選定や設計の際の注意点をしっかりと押さえましょう。
岡山県倉敷市周辺にお住まいでスキップフロアを検討している方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。