日本の儀式と家づくり -1-
プラン提案から
設計・施工・アフターメンテナンスまで、
お客様と同じ想いを一緒に背負い、
共に楽しみ、
「自社一貫施工」にこだわる工務店です。
先日
今年着工されるお施主様の『地鎮祭』が
無事に執り行われました。
今回は新築工事の際に行われる
行事や神事のなかで
代表的な『地鎮祭』について
少しだけまとめてみたいと思います!
『地鎮祭』とは
その土地を守る氏神様に
土地を利用する許可を得て
工事の安全を祈願するとともに
その土地で安心安全に暮らしていけるように
という願いを届ける神事です。
日本書紀に記されていたともいわれるような
古くから伝わる日本ならではの儀式で
一般的に広まったのは
江戸時代なんだそうです。
当時は『地鎮祭』以外にも
工程ごとに細かく
行事や神事を行っていたようで
当時の人々の家づくりへの強い思いも
うかがい知ることができる気がします。
最近では『上棟式』のように簡略化されたり
行われなくなったりしているものも
増えていますが
神事や伝統といった意味合いにとどまらず
儀式を執り行うことで
工事の始まりを意識したり
気持ちを新たにしたりできる機会にも
なるはずです。
『地鎮祭』といえば今回のように
その土地の氏神様が祀られている神社に
お願いをする“神式” が一般的ではありますが
お寺にお願いをする “仏式” や
“キリスト教式” の起工式を行うことも
あるんですよ。
家や住む人のご加護と工事の安全を願うのは
時代背景や信仰の有無にかかわらず
誰もが共通してもつ思いですよね。
人生の中で幾度とない家づくりなので
思い出のひとつとしても
良い時間を過ごせるはず!
...だと思います。
リフォームを検討中の方も
ぜひ一度、詩音建築事務所へ
ご相談ください。
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